料金・開館時間・ルールはバイエルン州城郭管理局とホーエンシュヴァンガウ・チケットセンターの公式ページで確認しています。最終的には予約ページの表示が優先されます。
ノイシュバンシュタイン城(ノイシュヴァンシュタイン城)は、バイエルン王ルートヴィヒ2世が19世紀に築いた白亜の城で、ミュンヘンの南西約120 km、 オーストリア国境に近いシュヴァンガウ村の丘の上に立っています。ディズニーの眠れる森の美女の城のモデルとして知られ、2025年7月からはリンダーホーフ城、 ヘレンキームゼー城、シャッヘンの王の家とともにユネスコ世界遺産「バイエルン王ルートヴィヒ2世の宮殿群」に登録されました。このページは城そのものの解説より、 バイエルン旅行の中にノイシュヴァンシュタイン城をどう組み込むかに重点を置いています。ミュンヘンからの日帰り、フュッセンに泊まる1泊2日、 ルートヴィヒ2世の城をたどる2〜3日の周遊。日本からの旅程に合わせて、どのパターンが向いているかを先に決めると、チケットの予約時刻と宿の選び方が自然に決まります。

旅程のパターンは3つ:日帰り・フュッセン拠点・城めぐり
| パターン | 所要日数 | 向いている人 | ポイント |
|---|---|---|---|
| ミュンヘンから日帰り | 1日(朝7〜8時発、夜7〜8時着) | ミュンヘン滞在が2泊以上ある人、荷物を動かしたくない人 | 列車+バスなら Bayern-Ticket が最安。確実に入りたいなら入場券付きツアー |
| フュッセンに1泊 | 1泊2日 | 朝一番の静かな城を見たい人、マリエン橋で写真を撮りたい人 | 翌朝8時のチケットセンター前に並べる。ホーエンシュヴァンガウ城との2城券も使いやすい |
| ルートヴィヒ2世の城めぐり | 2〜3日(レンタカーが便利) | リンダーホーフ城、ヴィース教会、オーバーアマガウまで見たい人 | 世界遺産4件のうち3件を1つのルートで回れる。ガルミッシュ泊が中継点に向く |
どのパターンでも共通するのは、城の内部はガイドツアーでしか見られず、チケットは入場時刻が固定という点です。夏は数週間前に売り切れるため、 旅程を決めた日のうちにチケットを押さえるのが鉄則。公式ショップはドイツ語と英語のみなので、手順はノイシュヴァンシュタイン城のチケットと予約のページで日本語で説明しています。
予約から入場までの3ステップ
日帰りなら昼前後の入場時刻、フュッセン泊なら朝一番か夕方の最終回が狙い目。土日と夏休み、クリスマス前後は早い時間帯から埋まります。冬は余裕がありますが閉館は16:00です。
公式ショップ(独・英のみ)は 21 € + 手数料 2.50 €。交通込みで日本語ページから予約したい場合は、ミュンヘン発の入場券付きツアーが選択肢になります。
チケットとツアーを見るチケットセンターは谷の村にあり、城は1.5 km上。徒歩40分、シャトルバスなら乗車後に10〜15分歩きます。遅刻すると入場できず、払い戻しもありません。
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料金のまとめ
| チケットの種類 | 料金 | 補足 |
|---|---|---|
| 大人(18歳以上) | 21 € | 約30分のガイドツアー形式。チケットに印字された入場時刻が固定 |
| 割引料金 | 20 € | バイエルン州城郭管理局の規定による(学生、65歳以上、障がいのある方、団体)。入口で証明書の提示が必要 |
| 17歳以下 | 無料 | 0 €の記名チケットは必要。オンラインでは子ども分にも手数料がかかる |
| 公式オンラインショップの手数料 | 1枚につき 2.50 € | オンライン購入時のみ。ホーエンシュヴァンガウのチケットセンター窓口では不要 |
| ミュンヘン発の入場券付きツアー | 会社により異なる | 往復の交通、ガイド、予約済みの入場時刻が1つの予約にまとまる |
ファミリー券や早割はなく、料金は年間を通じて同じです。変わるのは空き状況だけ。子どもは無料ですが、予約時に人数に含めないとツアー枠が確保されません。 公式のコンビネーションチケット(ノイシュヴァンシュタイン城+ホーエンシュヴァンガウ城、同日)もあり、2城の入場時刻は2時間半以上あけて指定されます。
開館時間と季節の選び方
| 期間 | 城(ガイドツアー) | チケットセンター(ホーエンシュヴァンガウ) |
|---|---|---|
| 3月28日〜10月15日 | 9:00〜18:00 | 8:00〜16:00 |
| 10月16日〜3月27日 | 10:00〜16:00 | 8:00〜15:30 |
| 休館日 | 1月1日・12月24日・25日・31日 | 同じ日に休業 |
夏季と冬季の切り替えは毎年10月16日と3月28日。表の時刻は最終ツアーの目安で、到着すべき時刻ではありません。当日券の列は8:00前からでき、夏は9:00ごろに 当日分が終わることもあります。季節ごとの混雑と服装、マリエン橋の冬季閉鎖については開館時間と料金のページにまとめました。
| 季節 | 混雑 | 見どころと注意 |
|---|---|---|
| 4〜6月 | やや多い | 新緑とアルプスの残雪。イースター休暇は混む。マリエン橋は通常オープン |
| 7〜9月 | 最も多い | チケットは数週間前に完売。朝一番か最終回を狙う。日が長くペラート峡谷の道も開く |
| 10〜11月 | 普通 | 紅葉のベストシーズン。10月16日から冬時間。数日前でも予約できることが多い |
| 12〜3月 | 少ない(年末年始を除く) | 雪の城が見られる。16:00閉館。マリエン橋は凍結時に閉鎖、シャトルバスも運休あり |
ミュンヘンからのアクセスの要点
ミュンヘン中央駅からフュッセン行きの普通列車(RE/RB)で約2時間、1時間に1本で一部はブーフローエ乗り換え。フュッセン駅から73番か78番のバスで 「Hohenschwangau Neuschwanstein Castles」まで約10分です。Bayern-Ticketは1人 32 €から、追加1人ごとに 10 €で最大5人まで、平日は9:00から有効。2人なら 往復が入場券1枚より安くなります。レンタカーなら A7 でフュッセン方面、B17 でシュヴァンガウへ。ホーエンシュヴァンガウの有料駐車場 P1〜P4 に停めます。2026年12月中旬まで シュヴァンガウを通る幹線道路が工事で通行止め、迂回路の案内に従うと5〜10分の追加です。列車の時刻、バスの乗り場、丘の上がり方はアクセスのページへ。

ルートヴィヒ2世の城めぐり
ホーエンシュヴァンガウ城
ルートヴィヒ2世が少年時代を過ごした黄色い城で、ノイシュヴァンシュタイン城の向かいの丘に立っています。ツアーは約45分、別チケットまたは同日の2城券。白鳥の騎士ローエングリンの壁画が、のちの城の原点になりました。
リンダーホーフ城
ノイシュヴァンシュタイン城から約45 km、ルートヴィヒ2世が完成させた唯一の城。ヴェルサイユを小さくしたような庭園と、ヴィーナスの洞窟が見どころ。ミュンヘン発のバスツアーの多くがここに寄ります。
ヘレンキームゼー城
キーム湖の島に建つ「バイエルンのヴェルサイユ」。ミュンヘンの東側なのでノイシュヴァンシュタイン城とは別の日に。ルートヴィヒ2世の全体像を知りたい人向けの3日目です。
これらの城がなぜ建てられ、なぜ未完成のまま王が亡くなったのかは、ノイシュヴァンシュタイン城とルートヴィヒ2世の歴史のページで旅の順路とあわせて説明しています。
フュッセンを拠点にする
フュッセンはロマンチック街道の終点にあたる旧市街の町で、城までバスで10分。ここに泊まる最大の利点は、朝8:00のチケットセンター開場に並べること、 そして観光バスが到着する前の静かなマリエン橋で写真を撮れることです。前日の午後に到着して旧市街のホーエス・シュロスとレヒ川沿いを散歩し、翌朝一番でノイシュヴァンシュタイン城、 昼過ぎにホーエンシュヴァンガウ城かアルプ湖、夕方の列車でミュンヘンへ戻るのが王道。ドイツの駅には大型のコインロッカーがある駅が多く、フュッセン駅も宿へ荷物を預けずに動けますが、 城内にはリュックもロッカーもないため、荷物は宿か車に置いてから向かいます。
ミュンヘン発ツアーという選択肢
列車の乗り換えや売り切れのリスクを避けたい人には、ミュンヘン発の入場券付きバスツアーが現実的です。所要9〜11時間、リンダーホーフ城やオーバーアマガウに 立ち寄るものが多く、入場時刻をツアー会社が確保してくれるのが最大の価値。少人数のミニバンツアーや、鉄道で移動する同行ガイド付きツアーもあります。料金は入場券単体より高く なりますが、公式ショップが売り切れでもツアー会社の枠には空きがあることが珍しくありません。種類ごとの比較はミュンヘン発ツアーのページにあります。

日本からの旅行者が知っておきたいこと
- 城内の音声ガイドは17言語に対応し、日本語も含まれます。ガイドはドイツ語か英語で話しますが、同じ内容を日本語で聞けます。
- 公式ショップは独・英のみ。クレジットカード決済でPDFチケットが届き、スマートフォンの画面で入場できます。
- 城内は撮影禁止。リュック、ベビーカー、大きな荷物は持ち込めず、ロッカーもありません。
- 冬は日没が早く、16:00閉館。ミュンヘン日帰りなら冬は10:00〜13:00の入場時刻を選ぶと帰りの列車に余裕があります。
- 水曜〜金曜は週末より空いていることが多く、ツアーバスの到着前(9:00前)と最終回は比較的静かです。
よくある質問
ノイシュバンシュタイン城はミュンヘンから日帰りできますか?
できます。列車で約2時間+バス10分、城の見学に2時間半、往復で約7時間が目安。朝7〜8時の列車で出れば夕方には戻れます。入場券付きバスツアーなら9〜11時間です。
ノイシュヴァンシュタイン城の表記はどちらが正しいですか?
ドイツ語の Neuschwanstein に近いのは「ノイシュヴァンシュタイン」ですが、「ノイシュバンシュタイン」も広く使われています。このサイトでは両方を使っています。
チケットはどれくらい前に予約すべきですか?
夏休みと週末、年末年始は数週間前に売り切れます。11月〜3月の平日なら数日前でも取れることが多いですが、入場時刻を選べるのは早く予約した人だけです。
フュッセンとミュンヘン、どちらに泊まるべきですか?
城が旅の主目的ならフュッセンに1泊。朝一番の入場と当日券の列、静かなマリエン橋が手に入ります。ミュンヘン観光が中心なら日帰りで十分です。
リンダーホーフ城と同じ日に回れますか?
レンタカーかバスツアーなら可能です。両城は約45 km離れており、公共交通だと乗り継ぎが多く1日では厳しくなります。ミュンヘン発ツアーの多くが2城セットです。
日本語の音声ガイドはありますか?
あります。公式の音声ガイドは17言語で、日本語はその1つ。チケット料金に含まれ、城内で受け取ります。
冬に行く価値はありますか?
雪をかぶった城は夏とは別の表情で、チケットも取りやすくなります。ただし16:00閉館、マリエン橋は凍結時に閉鎖、シャトルバスも運休することがあるので徒歩40分の覚悟が必要です。
日付が決まったら先にチケットを
ノイシュヴァンシュタイン城の入場時刻は先着順で埋まります。公式チケットと入場券付きツアーを比べて、旅程の型に合う方を押さえてください。
GetYourGuide でチケットとツアーを見るTiqets で予約する城からの距離
ノイシュヴァンシュタイン城からの直線距離。